HOME > ニュースページ > 台湾・香港 > 詳細

漁船衝突1周年 安部元首相が台湾で講演

2011年09月09日

 

 【新唐人2011年9月10日付ニュース】9月7日で、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件から1年。ちょうどこの日、安部晋三元総理大臣は、台湾で行った講演の中で、アジア太平洋地域の平和と安定にとって、日米同盟は依然として重要であると強調しました。

 
中国漁船衝突事件から1年を迎えたこの日、安部晋三元総理大臣は、アジア太平洋地域の安全に関するシンポジウムに出席。日米同盟強化の重要性を強調しました。
 
 
安部晋三元総理大臣
「日米はその任務を完璧に遂行しました。この遂行体験は今後の日本の安全のみならず、
アジア太平洋の平和にとって極めて大きな意味を持つと私は考えております」
また、北朝鮮の挑発行為のほか、中国の軍事拡張も、地域の緊張を招いていると指摘。
 
安部晋三元総理大臣
「力で他を押さえつけようとする行為は中国に巨額の財政負担を強いるだけではなく
地域での信頼を失い、中国の影響力が著しく損をすることになります」
 
さらに、共通の価値観を持つ日本と台湾は協力すべきだとも指摘します。
 
安部晋三元総理大臣
「日本と台湾はともに共通の価値観を持つ、重要なパートナーです。我々は手を携えて、
いまだに民主主義を手にしていない世界の人々にその価値を伝えていかなければなりません。それは日本人と台湾人に課せられた。大切な使命であり、任務であると私は信じております」
 
このほか、日本が直面している復興財源について、増税には反対だと表明。金融緩和策こそ、復興の鍵になると述べます。
 
台湾の王金平・立法院長や民進の蔡英文主席などもシンポジウムに出席。日本と台湾の関係について、広く注目を集めました。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/09/07/atext585333.html.-中日撞船周年-安倍在台强调美日同盟.html
 

トップページへ